• トップページへ
  • ニュース一覧へ
  • 交流ひろば一覧へ
  • データバンク一覧へ
  • 会員情報一覧へ
  • 事務所紹介一覧へ
  • ログインページへ

ニュース

平成28年度副会長退任挨拶(田上智子)

  • 投稿日:2017.05.08
  • 最終更新日:2017.05.08

h28e589afe4bc9ae995b7e98080e4bbbbe68ca8e68bb6efbc88e794b0e4b88ae699bae5ad90efbc89e58699e79c9f平成28年度副会長退任挨拶

~あっという間の1年でした~

平成28年度大阪弁護士会副会長

田 上 智 子

1 はじめに

五月会の皆様から推薦を受け平成28年度副会長に当選してから,はや1年,副会長の任期も残り僅かとなりました。

あっという間の1年でしたが,これまで個別の事件に全力を尽くすのが主たる活動領域であった私に,新たな視点,ものの見方を与えてくれた一年でもありました。本稿では,この1年の会務を振り返り,退任の挨拶とさせていただきたく存じます。

2 23条照会審査室の設置

本年度は,23条照会審査業務を副会長の日常業務から切り離し,理事者直轄の「室」を設置して,23条照会審査業務は室員(嘱託弁護士)に組織的・安定的に行っていただくという,「23条照会審査室設置構想」の実現が期待される年度でした。

23条照会審査室設置PTからの答申書の提出を受けて理事者で議論をし、常議員会の討議、承認,財務委員会等への諮問と意見書の受領、これに基づく議論などを経て,12月の総会に議案を提出し、同会で承認されて、23条照会審査室を設置することが決まりました。

その後,さらに財務委員会との調整,室員の選任と室長副室長の委嘱準備などを経て,現在,審査室設置に向けた最終的な準備を,審査室の室長・副室長予定者の方々,團委員長をはじめとする23条小委員会の皆様,白谷課長,岡田さんをはじめとする事務局の皆様のご尽力のもと行っているところです。

副会長が23条照会審査の業務を離れることの当否については異論もあり,また,室員等の報酬額についても様々な意見がありましたが,当会に対する照会申出件数が年間2万8000件に達し,弁護士会や照会先などが損害賠償責任を問われるという現状において,もはや23条照会審査業務の組織化は避けられないところであると考えます。

平成29年4月以後、これまで以上に適切な審査、拒否対応が行われ,23条照会制度が将来に亘って活用される制度であり続けることを祈念しております。

3 行政連携活動等

本年度も、行政連携センターは、行政と弁護士会の窓口としての機能を果たすべく、適切な弁護士を自治体に派遣するなどの通常業務を行うほか、任期付き公務員の採用支援、シンポジウムの開催、市長インタビューなどを行い、私は、担当副会長としてその活動を支援させていただきました。

例えば,就任早々の4月の八尾市を皮切りに、枚方市、東大阪市、泉南市と次々に市長インタビューを行いました(最後に、池田市の市長インタビューをする予定です。)。

市長インタビューは、当該自治体の魅力や課題、市長の描かれている政策などをお聞きし、これらを当会会員に伝えるとともに、自治体と弁護士会の距離感を縮め、弁護士会が自治体の抱える多様なニーズに応えることのできる存在であるということをアピールすることのできる貴重な機会です。

せっかくの機会でしたので,事前に訪問させて頂く自治体の特徴を調べ,市長の政策や人となり,趣味などを調べるなどして、なるべくその魅力を引き出すことを心がけました。

このほか当会では、業務改革委員会、行政問題委員会、民暴・業務妨害委員会、高齢者・障害者総合支援センター、貧困・生活再建問題対策本部、子どもの権利委員会、消費者保護委員会、災害復興支援委員会、自治体債権管理研究会、自治体法実務研究会、空き家PTなどなど、多くの委員会等が各委員会の得意分野を活かした、非常に層の厚い行政連携活動を実行しています。各委員会の活動が次の連携活動を呼び込む好循環が生まれていると感じました。

なお、本年度は、3年に1度の包括外部監査人の多数改選時期であったため、包括外部監査の分野における弁護士の活躍を目指した活動にも力を入れました。

結果を見ますと、これまで弁護士を包括外部監査人候補と考えてこなかった自治体(八尾市、枚方市、東大阪市、豊中市)からも弁護士を包括外部監査人候補としていただくことができたものの、選考の結果、最終的に弁護士が包括外部監査人候補者となることができたのは大阪府と大阪市の2自治体にとどまりました。喜びと残念さの混在する結果でしたが、包括外部監査の分野は、なかなか個々の法律事務所の努力のみでは開拓できない分野でもあると思いますので、引き続き次年度以後も、継続的に取り組んで頂きたいと考えております。

4 各種委員会活動の支援

以上のほか,犯罪被害者派遣弁護士制度を発足させた犯罪被害者支援委員会,司法修習生の保育所入所活動支援や子育てネットを通じた活動及び女子中高生に法曹の魅力を伝える活動などの様々な活動を行う男女共同参画推進本部,地道に家事に関する幅広い活動を続ける家事法制委員会,地道に行政問題についての活動を続ける行政問題委員会,高裁民事裁判のあり方や法曹養成に留まらず,司法修習のあり方についても検討し提言をする司法改革検証・推進本部,新しい分野を切り開こうとしたり企業内弁護士採用促進活動を行ったりする一方で,法律事務職員認定試験の魅力を高める活動なども行う業務改革委員会,弁護士会として取り組まないわけにはゆかない空き家問題の解決に取り組む空き家PTなどなど,多くの委員会の活動に,主担当副会長としてご一緒させていただきました。

5 おわりに

思えばあっという間の1年でしたが,自ら場を盛り上げてくださる温かい会長,個性豊かで頼りになる副会長の皆様,優秀で無理な注文も何とか実現してくださる大阪弁護士会の事務局の皆様,そして澁谷幹事長をはじめとする五月会の会員の皆様の温かいご支援のおかげで,何とか,副会長の職を全うすることができました。

深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

↑ページトップへ